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記事一覧

ウナギ仔魚飼育水槽の摂餌率、換水率と餌料密度について

2020.12.17 (木)

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ウナギ仔魚飼育用水槽の換水率と餌料密度実験を行った。これは、レプトセファルスに餌料を与える際に、餌料がどれくらいの時間まで存在するか。また、水槽内の水がどのくらいの時間でほぼ完全に換水されるのか、を確かめる実験だ。この背景として、レプトセファルスには、1日5回も餌料を与えないといけない点や水質が良くないと生存できない点があることから、人件費の削減やレプトセファルスの生存率UPを考慮する必要があると考えた。今日は小型(容量10ℓ)及び大型(70ℓ)飼育水槽を使用して行った。まず、換水率を確かめる実験をした。レプトセファルスはほとんど遊泳力がないため、秒速2cm程度になるように流量(流速)のバルブ調整を行った。換水率は小型水槽では11%、大型水槽で3.4%となった。しかし、小型水槽ではバルブの微調整が難しく、流速及び換水率も大きな値となりレプトセファルスの飼育には不適切と考えられた。1時間ほどでほぼ全て換水された。一方、大型水槽では穏やかな水流で適切な流速となっているようであった。次に餌料密度実験を行った。小型水槽では餌料を3g計り、1ℓの海水に入れる。これをマグネチックスターラでよく撹拌し、その上澄み液(約900mℓ)を小型水槽内に移しよく撹拌する。水槽の上層から約100mℓを採り、順次10分毎に90分後まで採水した。大型水槽では餌料10gを測り、ほぼ同様に実施した。小型飼育水槽の餌料投入時の写真及び摂餌率1%、給餌時間20分間、換水率10%の餌料密度の変化をグラフ(理論値)で示した。なお、大型飼育水槽は特許申請中のため水槽を割愛した。 By Nana

孵化仔魚用水槽における餌料の水流実験について

2020.12.03 (木)

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今回のウナギ班の活動では、親ウナギヘのホルモン投与と仔魚飼育用小型水槽での餌料を用いた水流実験を行いました。ホンモン投与の際の体重測定では、11回目の投与となるメス親ウナギ5尾の内4尾に体重の増加がみられ、今後成熟の進行が期待できる個体であると考えました。飼料を用いた水流実験では、水槽中にマグネチックスターラでよく撹拝した餌料を合計3g投入し、水流や換水の速度、餌料の分散などを確認しました。水流については、仔魚が翻弄されない速度(2cm/秒以下)より速くなってしまっている部分が水槽下部の斜面にみられ、対策を講じる必要があると考えました。また、飼料に関してはバランス良く点在していましたが、仔魚の摂餌時間を30分設けるとした場合、換水と同時に、飼料を一定濃度に保つべく補給し続けなければなりません。その仕組みや水中の餌料の濃度など、仔魚の孵化率向上とともに、これからも研究を続けていきたいと思います。 By Nakaji

雌雄判別について

2020.11.26 (木)

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今日は通常の給餌とホルモンの投与を行った。今回ホルモン投与と計量を行ったところ、メス親魚の1尾が10g増加していることが確認できた。今後もホルモン投与を続け、体重増加率が110%に達したら追い討ち、OHP投与のタイミングが受精率・ふ化率に大きく影響していると私たちは考えている。また、オス候補として催熟していた2尾がゴナトロピンを打ち始めてから、2ケ月間体重の変化がなかったことから、メスである可能性を考え、サケ脳下垂体の投与に切り替えた。また、新たに催熟用親魚の導入やふ化仔魚用水槽の掃除、出荷サイズの雌雄判別も行った。親魚の導入には、メス候補として雌化した飼育池から2尾、オス候補として平成30年度にシラスウナギから本校で育てた飼育池から3尾を取り揚げ、海水馴致した。水槽を掃除した後、養殖業者で1年間育てて成長の遅いクロコを本校で育てた出荷サイズのウナギの雌雄判別(生殖腺調査)を行った。オスが165尾(73.3%)、メスが24尾(10.7%)、不明が36尾(16.0%)、合計225尾であった。オスが圧倒的に多かったが、メスは約11%と養殖ウナギでは意外と多い結果となった。今後、私たちはウナギの性決定の謎を解明するとともに、採卵の回数を増やして追い打ちやOHP投与のタイミングを研究して、ふ化率の向上を図っていきたい。By Fujiryou

ウナギふ化仔魚用水槽の換水(流量)について

2020.11.19 (木)

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今回のウナギ班では飼育しているウナギに給餌しました。また、催熟用オス12尾、メス7尾にホルモン投与をしました。オスの半数以上に精子放出が見られましたが、メスのほとんどに大きな体重変化は見られなかったため、産卵はもう少し先になりそうです。ウナギの産卵直前には急激な体重増加が見られますので、注意深く観察していきたいです。さらに、ウナギの仔魚飼育用に準備している大型水槽(約200L)(研究支援企業による特許申請中)と小型水槽(約10L)(写真、模擬レプトによる流量試験時)にアユの人工ふ化仔魚をそれぞれ137尾、126尾を入れて、遊泳や摂餌状況及び飼育水の換水状況を観察しました。この調査結果を参考にして、ウナギふ化仔魚はアユふ化仔魚と異なってほとんど遊泳力がないので、給餌密度(微粒子配合飼料)や換水率(飼育水の悪化防止)を考察していきたいです。by Hika

天然ウナギ仔魚の餌の一つかも(オタマボヤ)について

2020.11.14 (土)

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今回課題研究ウナギ班では毎週実施している「ウナギの給餌」「催熟のためのホルモン注射」、それに加えて「オタマボヤの採集」を行いました。なぜ、オタマボヤを採るのかというと、天然のウナギ仔魚がオタマボヤのハウスを食べているらしいことから、オタマボヤを育てれば生きた餌として使用できるのではないかと考えたからです。採集には、学校近くの三谷港内でプランクトンネットを使いました。プランクトンネットを海底近くまで沈めてからゆっくり揚げることを、4、5回ほど繰り返して、プランクトンを採集しました。その後、実験室に持ち帰り、採集したプランクトン群集からオタマボヤを分離するために、シャーレに少し移して、実体顕微鏡を覗きながらピペットで吸い上げ、別のシャーレ入れて恒温培養装置で飼育しました。今回分離したオタマボヤは残念ながら全滅してしまいました。オタマボヤは頭が大きく、体が細長い豆もやしのような体形をしています。日本海洋プランクトン図鑑(山路勇著、保育社、1977年)から、ワカレオタマボヤ(Oikopleura dioica(FOL))と同定しました(顕微鏡写真)。by Yamachan

小さなウナギの生殖腺について

2020.11.09 (月)

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前回に引き続き、ウナギの雌雄判別を行いましたが、68個体中小さな4個体(体長29~38cm、体重28~79g)は生殖腺が未発達のため性別の判断ができませんでした。文献によれば、ウナギの性決定は生殖腺の形状から体長35cm前後であることから、ほぼ同じような傾向が見られました。次の写真は、以前に調査した小さい個体の雌雄の生殖腺を顕微鏡撮影したものです。
本校海洋資源科では、ほぼ2カ月ごとにウナギの大きさ(体重)で選別を行って、養殖しています。養殖池には加温施設がなく、秋から冬にかけては水温の低下により、大きなウナギほど食欲がありません。病気にならないよう健康管理に注意していきたいです。 by TSG

催熟と性別判定について

2020.11.04 (水)

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 本日は週1回のウナギ親魚の生殖腺成熟へのホルモン注射日で、6週目です。雌にはサケ脳下垂体抽出液の投与を行いました。雌ウナギの体重は5匹の内2匹にホルモン投与開始時から1~3%の増加がみられました。これまでのホルモン注射には、古いサケ脳下垂体を使用していたためか、体重増加が横這い状態だったのですが、今回の生殖腺成熟に新しいサケ脳下垂体を投与し始めてから体重増加が見られています。このことから、サケ脳下垂体の新旧(新鮮さ)が生殖腺成熟に大きく関わってきていると考えられます。一方、雄にはゴナトロピンの投与を行いました。12匹の内2匹に精子が確認できました。この2匹は20回以上のホルモン投与の個体でした。
 また、平成29年度天然シラスウナギから育てたウナギ成魚に何故か、雌個体が多く見られたことから、平成30年度の天然シラスウナギをできうる限り、同じような飼育条件で育てたウナギ68匹の性判別も行いました。本校では、ウナギの性判別に腹部を切って生殖腺形状の違いから雌雄判別をする方法を採用しています。今回は68匹中64匹が雄で、小さな個体は性別が不明でした。養殖したウナギのほとんどが雄になっていることと同じ傾向が見られました。ウナギの性決定の謎を追ってこれからも研究を続けていきたいと思います。
                        by KOKO

本校養殖ウナギの性比について

2018.06.30 (土)

今年も、ウナギの土用の丑の日が近づいてきました。海洋資源科では3年生の総合実習で、ウナギの白焼き実習を行いました。本校では以前から、養鰻業者がシラスウナギを約1年間養殖して成長の悪いクロコを購入し、本校実習施設で2~3年飼育して、白焼きにしています。その際、生殖腺を調べて、雌雄の割合を調べています。今回、142尾を捌いて、雄が129尾(90.8%)、雌が8尾(5.6%)、不明が5尾(3.5%)となり、本校の過去の調査結果と同様に、雄の割合が圧倒的に多くなりました。一方、昨年2月シラスウナギを購入し、本校の実習施設で飼育して、今回、初めて白焼きにしました。48尾を捌いて、雄が13尾(27.1%)、雌が33尾(68.8%)、不明が2尾(4.2%)となり、上記の結果とは全く異なり、雌の割合が多くなりました。一般に、養殖したウナギはほとんどが雄になると言われていますが、本校生粋育ちのウナギは何故、雌が多いのかを探究していきたい。


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本日は、土用の丑の日なり。

2017.07.25 (火)

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7月14日(金)~8月9日(水)の期間、愛知県図書館主催による企画展示:「ウナギ:ひつまぶしの未来を考える」が当図書館において開催されています。本校も共催として、成熟した雌雄のウナギの水槽展示、ウナギの研究成果発表、スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の取組、学校紹介のパネル展示等で協力しています。また、22日(土)には、ウナギのおいしい講演会では、本校の生徒が「完全養殖への挑戦、その1」と題して、研究成果の紹介をしました。その中で、今までの取組みを、第1の壁:養殖ウナギの約90%以上が雄?、第2の壁:シラスウナギ期に雌への性転換!、第3の壁:受精のタイミングが命!、そして、第4の壁:ふ化初期の餌が肝心!!の観点から研究を進めていることを発表した。


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シラスウナギの雌化について

2017.05.21 (日)

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養殖ウナギにはほどんどが雄になると言われている。そこで、本校では今年3月にシラスウナギの餌付け後、養鰻用配合飼料1kg当たり15mgのエストラジオールを混ぜ、給餌した。約2か月後にクロコになったウナギ12尾を解剖し、顕微鏡下で生殖腺の発達を確認した。その結果は、12尾の全長:平均26.7cm、最大29.4cm,最小24.3cm、体重:平均32.5g,最大46.9g,最小20.8gの内、10尾は卵巣が確認できたが、2尾については不明であった。したがって、雌化ホルモンの給餌によって、83%以上が雌化したウナギと考えられる。

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